ブランドの価値に、
本来の価値を付ける
ダブルアルマイトは、1つの製品に2色付けられるので、高級感のあるデザインに仕上げることができます。
高級化粧品、高級万年筆等にダブルアルマイトが採用される理由は、他にもあります。
シルクスクリーン印刷やパット印刷に使われるインクは、密着テスト等で十分に耐えられる強度があります。
しかしながら、最近では内容物に浸して擦るテストやヒートショックテストにおいては、NGになることがあり、
完成間際での仕様変更の相談が多くなりました。
ダブルアルマイト加工をしたロゴや柄は、インクではないので、決して取れることはありません。
箔押しでも同じことが言えます。箔の表面は蒸着された光沢なので綺麗ですが、擦れには弱く、剥がれてしまいます。
金箔、銀箔は、金属感や高級感を求められたときに使われますが、バックなどに入れて持ち運ぶものに対しては
強度がないので向いてないと言えます。
ダブルアルマイトなら金属本来の光沢で、金箔、銀箔と同じ様に商品名やロゴ、柄にすることができ、擦れても
取れることはありません。
商品名やロゴ、柄は、消費者に与える印象や影響が大きいため、ブランド力そのものと言えます。
プラスチック製品や他の金属ではできない、ダブルアルマイト。
ブランド名が欠けたり、薄くなったりでお困りの場合は、ダブルアルマイトをお試しください。
ダブルアルマイト加工
よくあるご質問
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Q:なぜ高級品や機械部品の注意書きにダブルアルマイト加工が採用されているのか?
A:見た目が綺麗なことが大前提であると思いますが、大事なロゴの印刷、注意書きが擦れても剥がれることがありません。印刷されているように見えるロゴや文字もアルマイトなので剥がれません。凹凸もできるので意匠性も高まります。
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Q:『切削加工のダブルアルマイト』と『マスキングインク』でのダブルアルマイトの違いは?
A:切削加工のダブルアルマイトの場合は、1次アルマイト後に再度切削をして、切削をした箇所に2次アルマイトをします。主にカメラレンズ、釣り具のリール等の切削加工パーツに使われます。切削加工は、更に削れば、トリプルアルマイトも可能です。マスキングインクのダブルアルマイトの場合は、主に化粧品や万年筆のプレス加工品の仕様になります。マスキングインクのダブルアルマイトは、細かい文字の印刷も可能なので、意匠を凝らした製品になります。
ダブルアルマイトの魅力
製品に付加価値を付けられる加飾を、野口工芸が提案いたします。
WEB工場見学
企業様に限りますが、実際に工場見学を随時行っております。
来られない方や、工場見学の予習、復習に『WEB工場見学』をご利用ください。
マスキングインクでのダブルアルマイトの工程が動画で見られます。
ぜひご覧ください。